「ネットワークが高性能のメーターや制御システムでコントロールされていて、電気を供給している発電所や分散型電源(太陽光発電など)、使っている家庭の電気機器、さらには各所にある二次電池(例えばプラグイン・ハイブリッド車に積まれている充電器)を最適運用でき、停電事故にも強い、というもの」
- 「スマート・グリッド」って凄そう!?|環境問題 エコビジネス:WEBマガジン「カーソル」
「スマート・グリッド」は極めて新しいもので、これまでの電力ネットワークが時代遅れだ、という常識は、残念ながら知識不足による勘違いである。
電力ネットワークは瞬時瞬時の需給の一致が要求される精密なものであるが、反面十分な余裕、適切な電源バランス、日本に既に行なわれているIT装備があれば、相当量までショック(雷や台風)や質の悪い電源(太陽光など)を吸収することが可能だ。つまり、強いネットワークがあれば家庭内で電気の自給自足を目指したり、電池に溜め込んだりすることは必ずしも効率的ではないのである。
Counter: 735,
today: 1,
yesterday: 1
Last-modified: 2015-07-20 (Mon) 12:16:47 (JST) (271d) by chikuden